このページは最初は日記のつもりだったのですが、書いているうちにだんだん備忘録的な感じになってきました。今後も適宜、修正や加筆を行ってゆく予定です。
新型MacBook Air(MBA; 13 inch)が到着しました。カスタマイズ製品(Intel Core i7;8GBメモリ;512GBフラッシュストレージ)を購入しました。数年愛用してきた僕のMBA(Late 2010)はとうとうご引退です。かつて弟に譲ったMacBook Proが臨終らしく、引退するMBAを譲ってくれと弟が言っているので、弟のもとへ旅立たせます。今までありがとう。
それでは新しいMacBook Airをセットアップしましょう。分かりやすくするために、セクションで分けようと思います。
Time Machineによるシステムの移行
Macの便利なところは「Time Machine」(バックアップ)で、前のコンピューターのシステムをごっそり移行できることです。手順は
- はじめに、それまで使用していたコンピューターの最新のバックアップを「Time Machine」で外付けHDDにとっておく。
- その外付けHDDを新しいコンピューターに接続して、新しいコンピューターの電源を入れる。
- Time Machineを使ってコンピューターを起動するという旨の選択肢にしたがってずんずん突き進んで、作業完了。
インストール時間は約30分でした。作業時間は1分程度です。たったこれだけの作業で、30分前に旧マシンで起動していたシステムが、ごっそりと新マシンに移行され、スムーズに作業を再開できます。(作業中で保存していなかったウインドウまでちゃんと復元されます!)
(1) XQuartz
XQuartz.app自体は問題なく動作するのですが、X11を必要とするアプリケーションを開くたびに「X11が無いよ」という警告が出て鬱陶しい(下図のウィンドウが出る)し、アプリケーション自体もちゃんと動作しません。XQuartzを再インストールしたところ、これらの現象は無くなりました。
LaTeXiTなどを起動すると、この画面が出てきちんと動作しない。XQuartzを再インストールして解決。 |
(2) Command Line Tools
X Window System関連のコマンド(makeなど)が消えていました。なので再度インストールする必要があります。あっという間に終わるので、さらりと手順を書いておきます。(OSはMountain Lionです。)
STEP 1. 「アプリケーション」から「Xcode.app」起動。メニューバーから「Preferences...」に移動(図を参照)。
STEP 2. ウィンドウが開くので、「Downloads」に移動し、「Command Line Tools」をインストール(下図を参照)。再起動や再ログインの必要はありません。そのままコマンドライン上でmakeなどが使用可能になっています。
Adobe Creative Suite 5
案の定すぐには使えませんでしたが、Illustratorの初回起動時に「追加ソフトウェアが必要で、それをインストールすれば使えるようになりますよ、インストールしますか」と尋ねてきたので、「はい」を選択してインストール。とりあえず使えるようになりました。(動作に問題あり!カーソルが薄くてほとんど見えない!>未解決)
VPN
ネットワーク関連では、VPNの設定がリセットされていました。VPNを使われている方は、旧マシンと同じ設定を新しいマシンに改めて施す必要があります。
Microsoft Office for Mac
数ヶ月に一度くらいしか使わないので完全に見落としていました。再アクティベーションが必要です。製品のプロダクトキーを再度入力する必要があります。非常に腹立たしい。ちなみにAppleのPagesやKeynoteは問題なく動作しています。
おわりに
とりあえずこんなところでしょうか。新型Airの動作レビューなどは、いずれ、気が向いたら書こうと思います。(研究や就活でてんやわんやしているので、おそらく書かないでしょう...)