2014年6月5日木曜日

進め、博士研究員

大学院生じゃなくなっちゃったので、新しいブログへ移行します。


タイトル:「進め、博士研究員」


乞うご期待!


(ていうか、半年も更新してなかったのか!)

2013年12月17日火曜日

今日は早めに就寝

僕の近所に住んでる人はよくわかると思うんですけど、最近よくうちの郵便ポストに入っているんですよね、就活のスーツ関係のハガキと、

「終活」のパンフレットが。

想像してみてください。さあ就活するぞおと意気込んでるところに「そろそろ終活、真剣に考えてみませんか?」と書かれたパンフレット。

さて、こないだの土曜の夜中にブログを更新しようと試みたのですが、数行書いたところで眠気に敗北し、断念しました。土日はたっぷり就活しようと思っていたのですが、不意に手をつけた学位論文の原稿作成と、知人の研究(ありがたいことに僕も共同研究者に入れてもらっています)に関する依頼をこなしつつ、家の用事をやってたら、いつのまにか土日が終わっていました。

今日は、お昼過ぎに後輩がご飯に誘ってくれて、近所のご飯屋さんに向かいました。途中、別の研究室の後輩ふたりと出会って、おしゃべりをきゃっきゃうふふとやっていました。そのうち片方は僕と同じく就活マンなので「就活どう?」と軽くつついてみました。「いやあまだエントリーもしてないんすよ〜」と笑っていました。

なあんだ、まだ大丈夫なんじゃん(´u`)

って安堵してたなんて、内緒内緒。

だめです、だめです。ちゃんと現実を理解しなくてはなりません。彼は有機化学の実験系研究者、僕は学術一辺倒の理論系研究者。

今日は就活すべく早めに帰宅して、洗濯機をごうんごうんと回しながら、料理をしました。最近、金欠が甚だしいので、ここらでいっちょ自炊を再開です。長い間放置していた炊飯器からは、怒りのオーラさえも感じられました。何を作ろうかと悩んだんですが、卵かけご飯に納豆をかけて食べました。美味しかったです。

...そして現在22:00。今に至ります。これからちゃちゃっと洗い物を済ませ、明日の朝ごはんのお米を炊き、就活ですね。終活じゃないですよ。就活です。でも、凄まじく眠たいので、ちょこっとだけやって、もう寝ようと思います。

最後なんだかグダグダな感じの日記になっちゃいましたが、皆さん、よい夜を!また次回!

2013年12月11日水曜日

素敵な恋、してますか?

こんばんは。あれよあれよと時間が過ぎて、いつのまにか日付が変わって午前1時45分です。今日は久しぶりに研究に少し手をつけました。師匠(指導教官)の論文のデータ補強のためです。といっても、僕はデータを提供しただけで、解析は師匠自身がやったんですけどね。神がかった研究っぷりでした。僕は自分の頭脳も能力も、まあそれなりにはあると自負していますが、師匠たちとの途方も無いレベル差にいつも悲しくなります。博士の3年間でこの人に追いつこうと思っていたけれど、この人自身の進化の速度が速すぎて、結局は差が開く一方でした。

さてそれはおいといて。

いつの間にか12月も半ばに突入しようとしていますね。12月っていうのは形式上、恋に最も適した月なのではないでしょうか。そこのあなた、素敵な恋をしていますか?恋っていいですよね、なんかこう、何でも頑張ろうって気になりますよね!今日の飲み会はあの娘や彼が来るから、お洒落していかなきゃうふふ!告白しようかな〜いや、でも無理無理!みたいなね。え、そんな年齢じゃないって?どっちかっていうと、勝負パンツやムダ毛処理で悩むって?ホテルの予約で悩むって?...まあそれもありでしょう。何にせよ、せっかく形式上は1年でいちばんロマンチックな月なんだから、自分の気持ちに正直になって、一歩踏み出してみてはどうでしょうか?

僕ですか?僕は就活してます。

おやすみなさい。

2013年12月8日日曜日

僕、ちょっと太ったようです

みなさん楽しい土日を過ごせましたか?

僕は太ったみたいです。

一昨日の金曜日に整形外科に行ってきました。首のコリが尋常じゃなくて、半年くらい放置していたのですが、いよいよ就活が解禁となったので、就活の本格化に備えて、お医者さんに診てもらうことにしました。

骨などに異常はなく、コリが激しいだけなのでそこまで心配しなくていいという診断を受けました。先生がおじいさんだったのがちょっと気になるとこですが、先生を信じることにします。その整形外科にリハビリ通院することになりました。

リハビリのひとつに、ウォーターベットに寝転がって、水圧で全身をマッサージするというのがあって、これが気持ちいい!!もう天国です。毎日でも行きたいくらいですが、破産してしまうので週1回くらいで我慢します。( : m ; )

その病院で体重計に乗りました。74kgになっていました。禁煙する前はたしか68kgくらいだったから、かなり体重が増えました。嬉しいです。女性と違って、男は体重が増えると嬉しいんです。...僕だけかな。

さて、今日は神戸にある甲南大学で、TOEICを受検しておりました。手応えは...前に受けた時よりも悪化してます。ううう〜。僕は英語がホント駄目で、毎日しょんぼりしながら勉強してます。でも英語は好きだし、凛々しい顔でペラペラ喋れるようになるのが目標なので、めげずに頑張ってゆきます。

いま神戸ではルミナリエの真っ最中ですね。今日はもう予定もないし、帰りにルミナリエ見て帰ろうかな〜なんて頭をよぎりましたが、27歳の男が1人でルミナリエなんて、さすがに笑い事ではないので、おとなしく帰りました。

明日は、友達が自社の説明会のためにうちの大学に訪問してきます。お昼ごはんを一緒に食べてきます。だいぶストレス溜まってるから、友達に会えるとなるととても嬉しいです!

なんだか、書きたいことはたくさんあるのに、どうもタイミングが合わない(=気分がのらない)ので、なかなかまとまりのある日記を書けません。う〜む。

皆さん就活どうですか?僕は...毎日恐怖と闘っております( : m ; )お互い頑張りましょうね。

それでは、おやすみなさいませ。

2013年12月7日土曜日

ポスドクの条件

深夜はいろいろなことが脳内を巡ります。
先ほど頭をよぎったことをここにどわっと書きます。

僕はアカデミアに進むのをやめた身です。
現在は就活でげっそりしてます。
今後はげっそり日記を書き連ねていくと思います。

という前置きは置いといて、本題。

ポスドクの矜恃は十人十色だと思います。
僕は、そもそもポスドク(とくに将来パーマネントな大学教員になるのを目指すポスドク)になるための最低条件は、

1) 立案から論文執筆までの大部分に自分が携わった論文が少なくとも1報ある
2) 英語の読み・書き・聴き・喋りがすべて達者

の2点を、博士課程の2年生の終わりの時点でクリアしていることだと思ってます。(博士課程3年と書かなかったのは、単に企業の就活が2年の終わりから始まるからです。別に3年でもいいです。)

どうしてこれら2点を選んだかというと、

条件1) = 問題発見能力+立ち向かう根性+解決能力を培ったという証
条件2) = 科学の共通語を習得したという証

だと認識しているからです。条件1)と2)を備えた人間って、テーマが変わってもズンドコ進んでいきそうだし、どんどん新しい研究テーマを開拓して、発展させていけそうですもん。

ポスドクになってから条件1)と2)を鍛えるというのでは、きっと手遅れだと思います。高齢ポスドクにさえなれないかもしれません。いまはポスドクが氾濫していて、博士課程の院生も大量に存在します。その一方で、パーマネント職の空きは、分野まで考慮に入れると絶望的に少ないです。そのポストを自分のものにするためには、人と同じ歩調では(たとえそれがレベルの高い歩調であっても)絶対に駄目でしょう。

現実には、「運」をたぐり寄せるために他の要素も必要となってくるのでは。具体的には、

3) 性格
4) 行動力
5) 人脈

のあたりかと。

僕の博士課程3年の友人で2人、来年・再来年からの助教職が決まっている人たちがいますが、両者とも条件1)と2)はさらりとクリアしています。そもそも、彼らはポスドクになってから研究者のスタート位置に立ついう意識は持ちあわせていないようにみえます。もうすでに自分は1人の研究者で、制度上の理由で学位がまだとれていないというだけ、という自負と責任感を持っている感じです。そのうえで、好感のもてる性格と行動力でハイレベルな人脈をどんどん広げていって、少ない運を自分のものにしたという印象を受けました。

少なくとも条件1)と2)は、決して大袈裟ではないと確信しています。それらを備えた人たちでさえ、パーマネントな職を獲得できるかどうかの瀬戸際で、苦悩しながら勝負しているんだから。

条件3)と4)と5)は、賛否両論あるかもしれませんが、僕は絶対大切だと思います。あまりにズレた性格であったり、行動力のない人間だったら、そもそも人と信頼関係を築いたり、あるいはその輪を広げてゆくことができないと思います。

あんまごちゃごちゃ書くと、身元がバレた(自分でバラしつつある)ときにややこしいことになりそうですね。

このブログ、指導教員の先生たちだけには絶対にバレたくないな〜...。

2013年12月6日金曜日

もうすぐ禁煙半年

2013年12月06日(金)

おひさしぶりです。

最後の更新が、ええと、、、いつだったか。とにかく何ヶ月もさぼってしまいました。(追記:7月23日以来ですね。) 誰も読んでいないだろうと思っていたら、過去の統計をみるとアクセスが結構あって、意外であるとともに、とっても嬉しいです。僕の友人・知人の誰にこのブログの存在を話したのか覚えていません。3人は確実なのですが、他に誰に話したっけなあ...。

え、禁煙?

あ、ああ!そうでした、このブログの本来のテーマは禁煙でした。おかげさまで、続いております。今日で何日目なんだろう。日数はわかりませんが、6月15日が禁煙初日なので、もうすぐ半年ですね。

正直...禁煙なんてもうどうでもいいんです。タバコをやめたばかりのころの苦闘などもどうだったか忘れてしまって、自分がタバコを吸っていたという事実を忘れているときさえあります。そう考えると、僕って本当にたばこを止めたかったんだなあ...と、しみじみ思います。でもまたいつタバコに手を出してしまうのかわかりません。自分は禁煙しているという意識は決して手放さないようにしなければ。う〜〜〜む。

さて今後、このブログの存続をどうするか、悩んでおります。(事実上の閉鎖状態だったことは、まあおいといて。)

タイトルが「大学院生は禁煙に勤しむ」なんですよね。問題がふたつ。

1) 大学院を修了しそうであること
2) 禁煙がもうどうでもよくなったということ

しかし僕としては、ブログは続けていきたいのです。とても楽しいから。(事実上の閉鎖状態だったことは、まあおいといて。)

僕の気持ちはブログ存続で固まっているのですが、新たにブログを立ち上げるか、このブログのタイトルを変更してそのまま続けていくか。実に悩ましいところです。とにかく、しばらくはこのまま続けていこうと思います。

とりあえず、ブログをさぼっていたこの数ヶ月の出来事をざざっと総括したいと思います。

––– 8月 –––
アメリカ(ニューハンプシャー州)に学会出張。Gordon Research Conferenceというやつです。

––– 9月 –ああ面倒くさい。やっぱり総括やめます。

出来事が多すぎます。とにかくすさまじい数ヶ月間でした。

あえてひとつ書くとすれば、、、論文を投稿しました。PNAS(日本語では「米国科学アカデミー紀要」)という、NatureやScienceに次ぐトップジャーナルにDirect Submissionで投稿しました。(この「Direct Submission」に意味があるのですが、普通の人は無視してください。)

その結果は...。多段階審査のうち、第一関門であっさり落とされました(業界用語で「リジェクトされる」といいます)。実に、実に冷徹に、ばっさりと切り捨てられました。

次の日すぐに、別のジャーナルに投稿しました(インパクトファクターが4弱の、いわゆる「しっかりした、ふつうの雑誌」)。これはまだ結果が出ていないので雑誌名は伏せておきます。審査結果注1)はすでにもらってて、かなりの高評価でした。というかベタ褒めでした。ひょっとしたら年内アクセプトも夢ではないかもしれません。年内アクセプトをもらうと、僕の早期修了への扉が開きます。もちろん、どんでん返しでリジェクトの可能性も大いにあります...。


今日の出来事だけでも書きたいことはたくさんあるのですが...、復帰初日ということで、なんだかグダグダですが、ここで終わります。今後とも、よろしくおねがいします。


あ、禁煙〇〇日とかいうのも、もうやめます。普通にブログ書いていきます。


注釈:
注1) 論文を投稿したら、その投稿先の雑誌によって外部の審査員数名による審査(「査読」といいます)を受けます。彼らがオーケーし、編集者のオーケーももらえたら、その論文は晴れてその雑誌に掲載されます。

2013年7月23日火曜日

Mac:GnuplotはMacPortsでインストールすべし

友人のMacで起こったGnuplotの不具合を紹介します。

機種

MacBook Air (OS:Lion)。

経緯

Gnuplot v4.6.3を公式ウェブサイトからダウンロードしたソースを使ってインストール(いつもの ./configure --> make --> make install です)。

症状

「set terminal X11」でプロットすると、プロット画面がフリーズしてしまう。(簡素に書きすぎで、読者に伝わらないかも)

解決

MacPortsからインストール。上のような症状は起こらなくなった。


友人のgnuplotをソースからインストールした犯人は僕です。自分のgnuplotはMacPortsでインストールしてあった(そのことをすっかり忘れていた)ため、この症状に出くわすことがなく、MacPortsでインストールする案に到達するのが遅れてしまいました。