2013年6月14日(金):禁煙 –1日目
- 喫煙本数 = 31
- ニコレット使用数 = 0
- 体重 = *** kg(体重計未購入のため測定不能)
最後の審判(Last Judgement)とは、『世界の終わりにキリストが再臨し、あらゆる死者を蘇らせて裁きをおこない、永遠の生命を与えられる者と、地獄へ堕ちる者に分けること』だそうです(Wikipediaより拝借)。
僕は宗教は信じていないので、次のように書き換えます。
最後の審判(Last Judgement)とは、『禁煙を決心した者が、禁煙前日つまり最後の喫煙日に自身に裁きをおこない、ニコチンから脱却してその後ずっと成長してゆく人生と、禁煙できず自堕落地獄に堕ちる人生に分けること。』
さて、とんでもなくバタバタしておりまして、数日のあいだ、日記を書く余裕がありませんでした。この日記を書いている時点では6月16日(日)ですが、ここでは6月14日(金)の日記を書きます。
この日は、人生最後の喫煙日でした。まず、0時から就寝までに8本吸いました。起床してから一気に3本吸いました。
前日の日記にも書いてありますが、この日は研究室から休みをもらって、朝っぱらからわざわざ関東から赴いてくれた友人H君と2人で、結婚式二次会で新郎新婦に渡すプレゼントを製作していました。当初は昼には終了する予定でしたが、不足している材料等を買いに行ったり、またそのついでに香水や財布を買ったり、また途中、眼科にも行ったため、結局H君と別れたのは夜7時くらいでした。おかげでいいのが出来上がって、満足でした。後日談ですが、結婚式当日、大学同期が集まって、最後の修正が加わって、さらに良いものとなりました。
ちなみに、お昼過ぎ、H君と近所のCoCo壱でカレーを食べているときに、禁煙外来の看護師さんから電話が掛かってきました。「済生会病院・禁煙外来の○○です。こんにちは。禁煙が始まりましたが、経過どうですか?」と看護師さん。はい...えっ?禁煙は明日からでしょう?確かな自信はあったものの、だいぶ血の気がひいておそるおそる答えました。これは、日程を看護師さんがうっかり勘違いしていたということで、ほっと胸を撫で下ろしました。喫煙状況報告(「結構吸った」)と薬による体調の変化などは無いか(「いたって健康」)、ほか雑談等をだいたい5分ほどやりとりをして、終わりました。禁煙外来のすごいところは、節目節目でこういうケアをおこなってくれるところです(病院によるのかもしれません)。
夜は大学に行って、同じ結婚式二次会幹事の友人(M君とします)といっしょに、二次会の司会の原稿作成を行いました。それまで最重要ポイントのひとつであるケーキカットのところが決まっていなかったので、そこを作成して、あと全体の細かい修正を行いました。
23:00過ぎに、M君が1時間だけ飲みにいこうとあまりにしつこかった(信じられないくらいしつこかった...)ので、僕は嫌だ嫌だと言いながらも、結局折れて飲みに行きました。0時ぴったりに最後の一本を吸い終え、タバコの箱をぐしゃっと潰し、100円ライターをお店に寄贈して、人生最後の喫煙を終えました。結局この日は喫煙最終日ということで、健康を無視して、合計31本も吸いました。最後のほうは、さすがに体がしんどくなってて、ぜえはあ言いながら執念で一箱全部吸い切りました。M君に最後の喫煙の様子を写真に撮ってもらい、会計を済ませてお店を出ました。
帰宅して、もっとも驚いたのが、荷物を部屋に置いたあと、無意識のうちに玄関先に立っていたことです。僕は普段、玄関先でタバコを吸っているのです。何秒かボーッと玄関に突っ立っていて、ハッ!!! そうだった!!! と、気づいて部屋に戻りました。この時ほど「習慣」が強くそして恐ろしいものだと認識したことはありません。
以上です。
さて、翌日はいよいよ友人の結婚式であり、そして運命の禁煙開始日。果たして...?