深夜はいろいろなことが脳内を巡ります。
先ほど頭をよぎったことをここにどわっと書きます。
僕はアカデミアに進むのをやめた身です。
現在は就活でげっそりしてます。
今後はげっそり日記を書き連ねていくと思います。
という前置きは置いといて、本題。
ポスドクの矜恃は十人十色だと思います。
僕は、そもそもポスドク(とくに将来パーマネントな大学教員になるのを目指すポスドク)になるための最低条件は、
1) 立案から論文執筆までの大部分に自分が携わった論文が少なくとも1報ある
2) 英語の読み・書き・聴き・喋りがすべて達者
の2点を、博士課程の2年生の終わりの時点でクリアしていることだと思ってます。(博士課程3年と書かなかったのは、単に企業の就活が2年の終わりから始まるからです。別に3年でもいいです。)
どうしてこれら2点を選んだかというと、
条件1) = 問題発見能力+立ち向かう根性+解決能力を培ったという証
条件2) = 科学の共通語を習得したという証
だと認識しているからです。条件1)と2)を備えた人間って、テーマが変わってもズンドコ進んでいきそうだし、どんどん新しい研究テーマを開拓して、発展させていけそうですもん。
ポスドクになってから条件1)と2)を鍛えるというのでは、きっと手遅れだと思います。高齢ポスドクにさえなれないかもしれません。いまはポスドクが氾濫していて、博士課程の院生も大量に存在します。その一方で、パーマネント職の空きは、分野まで考慮に入れると絶望的に少ないです。そのポストを自分のものにするためには、人と同じ歩調では(たとえそれがレベルの高い歩調であっても)絶対に駄目でしょう。
現実には、「運」をたぐり寄せるために他の要素も必要となってくるのでは。具体的には、
3) 性格
4) 行動力
5) 人脈
のあたりかと。
僕の博士課程3年の友人で2人、来年・再来年からの助教職が決まっている人たちがいますが、両者とも条件1)と2)はさらりとクリアしています。そもそも、彼らはポスドクになってから研究者のスタート位置に立ついう意識は持ちあわせていないようにみえます。もうすでに自分は1人の研究者で、制度上の理由で学位がまだとれていないというだけ、という自負と責任感を持っている感じです。そのうえで、好感のもてる性格と行動力でハイレベルな人脈をどんどん広げていって、少ない運を自分のものにしたという印象を受けました。
少なくとも条件1)と2)は、決して大袈裟ではないと確信しています。それらを備えた人たちでさえ、パーマネントな職を獲得できるかどうかの瀬戸際で、苦悩しながら勝負しているんだから。
条件3)と4)と5)は、賛否両論あるかもしれませんが、僕は絶対大切だと思います。あまりにズレた性格であったり、行動力のない人間だったら、そもそも人と信頼関係を築いたり、あるいはその輪を広げてゆくことができないと思います。
あんまごちゃごちゃ書くと、身元がバレた(自分でバラしつつある)ときにややこしいことになりそうですね。
このブログ、指導教員の先生たちだけには絶対にバレたくないな〜...。